「豆乳、肉まん、揚げパン、どれが食べたい？」2011年11月12日の朝、女子学生3人が中国・北京の名門大学である清華大学男子寮のドアを開けると同時に、まだ寝ぼけていた男子にこう言った。チャイナフォトプレスの報道。

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男の子の内の1人がベッドから飛び降りると、女の子はすかさず持っていた朝食を渡し、肉まんを男の子の口へ押し込んだ。そして「男子の日おめでとう」というと、ドアの入り口で待っていた数人の女の子と一緒に、男子寮をかけ出して行った。

清華大学では11月12日が男子の日と定められている。この日、北京協和医学院（清華大学医学部）の女子寮では、朝早くから豆乳を絞るマシンが働いていた。女の子4〜5人が女子寮向かいのレストランで数十個の肉まんと揚げパンを買い、男子寮のドアの前で待機していた。

午前8時30分になると、彼女らは一斉に男子寮のドアを開け、朝食を届けた。女の子の内の1人が、「男子の日ですから、男子が主役です。朝食を届けることで、やさしい気持ちになれると思います。朝食を届けるのは、今年で4年目です」と語っていた。（翻訳・編集/内山）