なぜ科学技術の研究者は中国を目指すのか―英誌

Record China    2018年1月20日(土) 15時50分

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17日、英学術誌ネイチャーは、「なぜ科学技術の研究者は中国を目指すのか」とする記事を掲載した。資料写真。

2018年1月17日、英学術誌ネイチャーは、「なぜ科学技術の研究者は中国を目指すのか」とする記事を掲載した。星島環球網が伝えた。

米南カリフォルニア大学のレイモンド・スティーブンス名誉教授は、中国が将来的には世界の科学技術分野の研究をリードするようになると考えている。上海科学技術大学でも要職を務める同氏は「子ども3人にも中国の生活を経験させたい。中国の科学研究は非常に興味深い」と話し、1年の半分を中国で過ごしている。中国が19年に米国を抜き、世界最大の研究開発大国になると考えている。

中国の研究開発投資は、安定的な発展の鍵になる。中国の経済成長は緩やかに減速しており、生産コストと人件費の上昇がプレッシャーになっている。中国の指導部は改革の必要性を実感しているため、新たな経済分野への投資に積極的だ。16年末時点で、資金援助を受けて設立されたベンチャー企業は中国全土で約22万社に達した。25年には新興企業による国内総生産(GDP)への貢献率は50%に達するとみられている。

中国では全国各地に最先端の研究施設の建設が進んでいる。天津市の医薬企業の幹部は、中国に来る前はカナダ同業企業で数十年働いた。中国では高等教育への投資、最先端設備の建設、人的資本への投資が技術革新の鍵になるとみている。(翻訳・編集/大宮)

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