中国国内の玩具市場が活況、2015年までに売上倍増へ―米紙

Record China    2011年11月16日(水) 7時16分

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14日、中国国内の玩具市場の成長速度が国際市場を上回り始めていると専門家が指摘している。ある玩具企業は2015年までに国内の玩具販売高が倍増すると見ている。写真は北京市内のデパートで販売されるハロウィングッズ。

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2011年11月14日、環球時報によると、米経済誌ビジネスウィーク(電子版)はこのほど、中国の玩具市場は総額300億元(約47億ドル=3600万円)規模で、米国市場の219億ドルと比べればまだ大きくはないが軽視できない存在になっていると、米市場調査会社NPDグループによる調査結果を伝えた。

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今年第1〜3四半期、中国の輸出総額が23%という成長率だったのに対し、中国製玩具の国際市場における需要は8.9%の成長にとどまり、EUは中国にとって最大の輸出先だが、債務危機の影響でEU向け輸出の成長率が大幅に下がっている。

その一方で、華創証券のアナリストは「国内市場の成長速度が国際市場を上回り始めている」と指摘し、中国の玩具輸出業は転換点を迎えているとしている。玩具・子供向け用品の貿易を行っている中国のある企業は、2015年までに中国国内の玩具販売高が倍増するとの見通しを明らかにしている。(翻訳・編集/岡田)

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