中国籍のIBM元エンジニアに禁錮5年、産業スパイと機密情報の窃盗―米メディア

Record China    2018年1月21日(日) 21時40分

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20日、米コンピューターサービス大手IBMの元ソフトウエア開発者、許家強被告にこのほど、産業スパイと機密情報窃盗の罪で禁錮5年の判決が下された。

2018年1月20日、米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトによると、米コンピューターサービス大手IBMの元ソフトウエア開発者、許家強(シュー・ジアチアン)被告にこのほど、産業スパイと機密情報窃盗の罪で禁錮5年の判決が下された。

米司法省のプレスリリースによると、許被告は、IBMでソフトウエア開発者として働いていた10年から14年の間に、同社が特許を持つソースコードなどを複製するなどして中国国家衛生計画生育委員会に供出していた。

許被告は、起訴された6件の容疑をすべて認めている。許被告は15年12月、潜入スパイとホテルで会ったところを逮捕された。録音された会話で、ソースコードを盗んだことを認めていた。このソースコードでコンピューターの性能を上げることができるという。

司法省の責任者は、許被告は個人的な利益のために産業スパイを働いたが、最終的な目的は中国政府に利益をもたらすことにあったと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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