Record China 2018年1月21日(日) 10時10分
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米国防総省が19日、国防政策の指針となる「2018年国家防衛戦略」を発表し、中国やロシアを国際秩序を揺るがす「現状変更勢力」と位置づけたことについて、在米中国大使館の報道官は談話を発表し、「米国の頭の中は冷戦思考でいっぱいだ」と反発した。資料写真。
2018年1月20日、米華字メディアの多維新聞によると、米国防総省が19日、トランプ政権下での国防政策の指針となる「2018年国家防衛戦略」を発表し、中国やロシアを国際秩序を揺るがす「現状変更勢力」と位置づけたことについて、在米中国大使館の報道官は同日、談話を発表し「米国の頭の中は冷戦思考でいっぱいだ」と反発した。
談話は「今の世界では、平和と発展がテーマであり、人類の共通の願いでもある」とし、「頭の中が冷戦思考やゼロサムゲームでいっぱいでは、競争と対抗の世界しか見えない」と主張した。
さらに中国について「世界の平和を建設し、グローバルな発展に貢献し、国際秩序を守る役割を果たしている」「中国は常に平和的な発展の道を歩み、グローバルパートナーシップを発展させ、新たな国際関係や人類の運命共同体の構築に取り組んでいる」「中国の世界各地での経済・外交活動は、各国から広く歓迎されている」などと主張。その上で米国に対し「世界の流れや民意に沿い、客観的かつ理性的に今の世界や中国との関係を見極めてほしい」とし、「中国とともに歩み、健全かつ安定して発展する関係を続けることこそが、両国国民や世界中の人々の利益に合致する正しい選択だ」とした。(翻訳・編集/柳川)
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