2018年1月21日、参考消息網は記事「中国に感謝？日本海運業が業績回復」を掲載した。

日本メディアの報道によると、世界の海運市場が2015年、16年の記録的低迷から回復している。背景にあるのが中国の環境規制強化だ。中国国内の低品質な鉄鉱石と石炭を使うのではなく、高品質な鉄鉱石や石炭を輸入する動きが加速。ばら積み貨物船の需要増加につながったという。

運賃の指標であるバルチック海運指数は、17年は前年比で約7割の上昇を記録した。「中国需要を背景に日本の海運企業が復活の兆しを見せている」と記事は伝えた。（翻訳・編集/増田聡太郎）