川崎重工、中国企業との争い制し、NY地下鉄4000億円受注へ―米華字メディア

Record China    2018年1月22日(月) 10時20分

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21日、米華字メディアの多維新聞は、日本の川崎重工業が、米ニューヨークの地下鉄車両の製造・納入をめぐり、中国企業の中国中車との争いを制し、総額約4000億円の受注を獲得する見通しだと伝えている。写真は米国の地下鉄。

2018年1月21日、米華字メディアの多維新聞は、日本の川崎重工業が、米ニューヨークの地下鉄車両の製造・納入をめぐり、中国企業の中国中車との争いを制し、総額約4000億円の受注を獲得する見通しだと伝えている。

記事が日本メディアの報道を引用して伝えたところによると、ニューヨークの地下鉄は朝夕のラッシュ時の遅れが深刻で、運営するニューヨーク市交通局(NYCT)は、乗降しやすいようにドアの幅を広げるなどした新型車両「R211」を同社に約1600両発注する方針を固めた。受注総額約4000億円は同社にとって過去最大規模となるという。受注した場合、兵庫工場(神戸市)で試作車両を製造し、量産車両は米国の現地工場で完成させる方針だという。

中国メディアの鳳凰網によると、この入札では当初、世界最大の鉄道車両メーカーである中国中車とカナダ企業ボンバルディアによる共同入札が契約候補に有力視されていた。だが17年8月、中国中車は受注争いから脱落したことが伝えられた。(翻訳・編集/柳川)

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