マンション大火災から1年、今も悲しみに包まれる現場―上海市

Record China    2011年11月16日(水) 12時3分

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15日、中国・上海市静安区の28階建て高層マンションで火災が発生し、58人もの犠牲者を出した惨事から、ちょうど1年がたった。

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2010年11月15日、中国・上海市静安区の28階建て高層マンションで火災が発生し、58人もの犠牲者を出した惨事から、ちょうど1年がたった。チャイナフォトプレスの報道。

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この日、現場近くでは慰霊祭が執り行われ、多くの人が献花に参列した。火災に遭ったマンションの前には、「災難を忘れるな、手を取り合ってゆこう」「災難から立ち直ろう」「命を尊ぶ」などの垂れ幕が掲げられていた。

事件は築13年の28階建て集合住宅で発生した。当時、外壁修理を行っていたこのマンションは、壁を覆っていたネットに溶接作業の火花が引火。あっという間に燃え広がった。400人超が居住していた現場には数十台の消防車が駆けつけたものの、ホースの水が高層階に届かず、消火作業は困難を極めた。

事故から1年がたったが、遺族の悲しみはまだ癒えていない事だろう。当然のことだが、災難というものはいつも突然にやってくる故、なおのこと遺族の悲しみは深い。直接間接に事故の原因をつくった業者や政府関係者はもとより、中国社会全般が惨事を教訓とし、再発を無くすようにすべきだろう。(翻訳・編集/内山

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