IMF、中国のGDP成長率予測を6.6%に引き上げ―中国メディア

人民網日本語版    2018年1月23日(火) 17時40分

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国際通貨基金(IMF)が今後2年間の世界の経済成長率予測を上方修正した。英国放送協会(BBC)の22日の報道によると、IMFは今年と来年の世界経済見通しを好感し、中でもアジアと欧州のエコノミーの動きが最も注目されるとしている。写真は中国のレストラン。

国際通貨基金(IMF)が今後2年間の世界の経済成長率予測を上方修正した。英国放送協会(BBC)の22日の報道によると、IMFは今年と来年の世界経済見通しを好感し、中でもアジアと欧州のエコノミーの動きが最も注目されるとしている。環球時報が伝えた。

BBCによると、「IMFは今年と来年のグローバル経済は3.9%の成長を遂げると予測し、これまでの予測値より0.2%高く、成長率も過去数年間を上回るとしている。2017年の成長率は3.7%、16年は3.2%だった」という。IMFの報告書によると、先進エコノミーと新興市場を含め、昨年のグローバル経済活動の4分の3を占める120のエコノミーに回復傾向がみられ、これは2010年以降に世界が最も幅広く同歩調で成長するケースだという。IMFのチーフエコノミストのモーリス・オブストフェルド氏は、「グローバル経済の成長ペースが加速している」と高く評価した。

IMFは「アジアと欧州の経済成長が非常に積極的であるため、18年の中国経済成長率予測値を6.6%に引き上げる。これまでの予測値は6.5%だった。グローバル経済情勢の好調さが中国の輸出を後押しすることにもなる。ユーロ圏各国は現在の2〜3%の高水準の成長ペースを保つとみられ、特にドイツとイタリアなどは好調を維持するとみられる」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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