なぜアジアの国々はTPPへの参加を希望するのか?中国への不安が背景に―英メディア

Record China    2011年11月19日(土) 18時45分

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15日、ロイター通信は、太平洋大国としての地位確保を狙うオバマ米大統領の戦略が米中関係を緊張させていると指摘した。写真は浙江省義烏市の国際的卸売マーケットで販売されるクリスマス用品。

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2011年11月15日、ロイター通信は、太平洋大国としての地位確保を狙うオバマ米大統領の戦略が米中関係を緊張させていると指摘した。18日、環球時報が伝えた。

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「アジアへの帰還」を戦略とするオバマ大統領。その発言と政策は中国政府との摩擦を生んでいる。2つの大国の間に挟まれたアジアの小国はバランスをとることがますます困難になりつつある。

アジアの国々は中国という「経済の巨人」から利益を得て、米国の「安全保障」に依存するという方式をとっていた。「国際貿易ルールに従うべき」とのオバマ大統領の中国批判に戸惑う国も増えている。

だがそれ以上に鮮明な印象を与えるのは、南シナ海問題に象徴される中国の強硬な態度に驚き、米国に接近した国々だ。ある関係者は「影響力を高めようとする中国の動きを懸念する国が増えている。これこそ環太平洋連携協定(TPP)への参加を希望する国が増え、米軍が以前より歓迎されている背景だ」と指摘した。(翻訳・編集/KT)

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