2011年11月19日、ドラマ「愛[口阿][口矣]呀、我願意」でヒロインを演じるタミー・チェン（陳怡蓉）が、中国ロケでの苦労を語った。自由時報が伝えた。

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タミーと台湾の人気俳優ディラン・クォ（郭品超）主演の「愛[口阿][口矣]呀、我願意」は、中国の大手動画サイト・土豆網（tudou）が初めて制作を手がけた中台合作ドラマ。このほど中国・福建省の漁村ロケを終了したタミーが、台湾へ戻って撮影中の苦労を語った。

ドラマでタミー演じるヒロインは、原始的な生活を送る小さな漁村の出身。故郷でのシーンを撮影するため田舎に滞在したが、便器のある水洗トイレは村にたった一つと、ドラマさながらのすさまじさ。村人は桶で用を足し、洗うのは3日に1回だけという状況に驚かされたという。

宿泊先の旅館では、シャワーにお湯が出ず、肌寒い気温にもかかわらず水道水を使わざるを得ない状況。撮影チームに飲み物を差し入れしたくても、村の商店にあったジュースは2本だけ。文明から置き去りにされたような生活を強いられたが、村のお年寄りたちが果物などを持参して撮影を応援してくれ、思い出すだけで目頭が熱くなる、と話していた。

こんな状況のタミーに対し、ディランが演じるのは富豪の御曹司。都会の気楽なおぼっちゃまで、タミーとはロケ段階から大きな格差がついている。（翻訳・編集/Mathilda）