Record China 2018年1月25日(木) 16時20分
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24日、米華字メディア・多維新聞は、四川省成都市のジャイアントパンダ研究基地で目の周りが白くなっているパンダがいるとして、ネット上で物議を醸していることを伝えた。写真は微博より。
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2018年1月24日、米華字メディア・多維新聞は、四川省成都市のジャイアントパンダ研究基地で目の周りが白くなっているパンダがいるとして、ネット上で物議を醸していることを伝えた。
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記事は「近ごろ、中国のネットユーザーが微博上に写真を掲載し、研究基地で飼育されているパンダ数頭の目の周りが白く変化していると指摘した」と紹介した。
これに対して基地のスタッフは「これはニキビダニによる偶発的な感染。感染力は弱く、感染しているパンダは10頭に満たない。多くのパンダは薬物で症状が収まっているが、個体差によって効果が今ひとつのパンダもいる。このほど外国から新しいダニ駆除薬を購入したが、現在安全性テスト中であり、まだパンダには使用していない」と説明したという。
一方、パンダ愛護を主張する微博アカウント「守護大熊猫之声」は、「現在まで、成都の基地では赤ちゃん、青年、成年のいずれのパンダにもニキビダニ病の症状が出ている。中には発作を起こすパンダもおり、状況は極めて深刻。成都基地は風通しが悪く日光も入らないために掃除後に地面が乾かない。そして小さいパンダを10頭も同じ場所で飼育している。他の幼いパンダへの感染を懸念していないのか」とし、同基地の姿勢を非難している。
中国のネットユーザーからは、基地への批判コメントが続々と寄せられた。一方、基地は24日夜に「ネット上で紹介されている情報は事実と著しく異なっている。多数のパンダが発病しているといった話や飼育環境の話はデタラメです」との声明を発表。「ニキビダニはパンダに最も多く見られる寄生虫の1つ。一部パンダの目の周りが白く見えるのは、検査のために皮膚のサンプルを採取したから。これ以外、症状は発生していない」としている。(翻訳・編集/川尻)
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