2018年1月23日、銭江晩報は、79歳で海外旅行の楽しさににハマり、家を売ってまで海外旅行を続けているという88歳の女性を紹介した。

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浙江省杭州市の高齢者施設に住む88歳の女性、江浜（ジアン・ビン）さんは、その年齢を感じさせないほど若々しい。スマートフォンを自在に使いこなすほか、10年ほど前から海外旅行を趣味としており、これまでに米国、フランス、スイス、南アフリカ、タイなと10カ国あまりを旅してきたという。

江さんは79歳だった2009年に初めて外国の地を踏むと、すっかり海外旅行のとりこに。米国やスイスではヘリコプターで雪山を登り、ニュージーランドでは氷河のラフティング体験もした。南アフリカを旅した時には18時間連続で飛行機に乗ったとのことだが、ほかのツアー客の若者たちの足がパンパンにむくんでしまうなかで、江さんの足は何ともなかったという。

また、時差にもとても強いとのこと。「時差ボケに苦しんだり、西洋の食事が口に合わなかった人もいたみたいだけど、私はよく食べられたし、よく飲めたし、よく眠れたわ。ツアーの人たちからは『このおばちゃん、本当にすごいな』って言われたのよ。みんなの足を引っ張りたくないから、観光地に着いたら真っ先に出発するの。でも米国ではガイドさんが心配しきりで、どこに行くのも私の手を引いてくれたわ。全然必要ないのにね」と語っている。

自身の旅行資金を得るために、昨年にはなんと自宅を売ってしまった。「生活するには年金で十分。家を売ってローンを返して、孫娘の結婚祝いを包んで。それで残ったお金は旅行資金に回すの」と話す江さん。今年は日本旅行を計画しているとのことだ。（翻訳・編集/川尻）