台湾が反発する中国の航路運用、日本の立場を問われた外務省はどう答えたか?―仏メディア

Record China    2018年1月25日(木) 13時20分

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24日、中国による民間航空機用航路の運用に台湾が反発している問題について、仏RFI中国語版サイトは外務省の丸山外務報道官が当事者間の対話による解決を呼び掛けたことを伝えた。資料写真。

2018年1月24日、仏RFI中国語版サイトは、中国による民間航空機用航路の運用に台湾が反発している問題について、外務省の丸山外務報道官が当事者間の対話による解決を呼び掛けたことを伝えた。

問題となっているのは、台湾海峡の中間線のやや大陸側を飛行するM503など4路線で、中国側は今月4日にこれらの利用を開始。記事は24日の外務省の会見で台湾メディアの記者からこの問題に関する日本の立場や見地を問う質問がされ、丸山外務報道官が「従来から民間航空機の安全の確保、これは何よりも重要のとの立場。当事者間の対話を通じて本件が適切に解決されることを期待する」と応じたことを伝えた。

中国がM503を開通させたのは2015年のことだが、台湾の抗議を受け利用は中断。記事は、今回の運用開始について、台北駐日経済文化代表処の謝長廷(シエ・チャンティン)駐日代表が「台湾は両岸の無条件の対話再開を呼び掛けている」「台湾海峡の平和と安全のために、日本各界の支持と協力を希望する」と訴える文章を日本メディアに寄せたことも伝えている。(翻訳・編集/野谷

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