一人っ子育ちは友達付き合いもマニュアル頼み?大学新入生作成の「学内人物相関図」が話題に―中国

Record China    2011年11月22日(火) 9時3分

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18日、湖北省武漢市で、ある大学新入生が作った「学内リーダー相関図」が話題を呼んでいる。写真は某大学の新入生。

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2011年11月18日、湖北省武漢市で、ある大学新入生が作った「学内リーダー相関図」が話題を呼んでいる。サークルや社会活動のリーダーの性格、容姿などをまとめ、「誰とどう付き合うべきか」まで細かく説明している。「今後の人間関係作りに役立てるため」というが、一人っ子で内向的に育ち、とかく人付き合いが苦手といわれる中国の若い世代。友人とのコミュニケーションもマニュアルなしでは難しいようだ。楚天金報が伝えた。

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相関図を作ったのは、武漢伝媒学院の召(ジャオ)君(仮名)。9月の入学から2カ月、召君はサークル活動や各種会合にせっせと参加し、電話代や交通費、食事にかかった費用は10月だけで約400元(約4800円)。大学生の1カ月の平均生活費の半分近くに達する。かくして召君の携帯電話には、膨大な電話番号が蓄積された。

そこで召君、友人の“データ”をA4用紙に書き起こすことに。たとえばこんな感じだ。「××部長。1993年生まれ。目が大きい。気さく、方向音痴、朝寝坊。馬鹿なところもあるが、とてもかわいい。おたくっぽくて甘えん坊」。召君は「大学生にとって人間関係はとても大事。誰がどんな時に助けになるか知っていれば、困った時に慌てることはない」という。

中国10大学・学生200人を対象に実施したある調査では、77%が「食事をおごったり、誕生日にプレゼントしたり、友達付き合いに気を使っている」と回答している。(翻訳・編集/AA)

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