2011年11月18日、中国国家統計局が発表した10月の新築・中古住宅の価格動向によると、調査対象70都市の半数が前月比で値下がりした。中国の各メディアが伝えた。

同局によると、新築住宅は、70都市のうち前月比で価格が下降したのは34都市、上昇は16都市、横ばいは20都市。10月は9月に比べ、値下がりした都市が17都市増えたほか、上昇した都市も、上げ幅は平均0．2％未満に収まった。

前年同月比では70都市中、2都市が値下がりで9月より1都市増。上げ幅が縮小した都市が59都市。また、10月に上げ幅が5％以内だった都市は57都市で、9月より8都市増えた。

一方、中古住宅は、調査対象70都市のうち、38都市が前月比で値下がりし、9月より13都市増えた。横ばいは19都市。値上がりした都市も、上げ幅は平均0．5％未満に収まった。

前年同月比では13都市が低下。上げ幅が落ち込んだ都市は59都市となった。上げ幅が5％以内だった都市は51都市で、9月より1都市増えた。（翻訳・編集/JX）