中国の宅配市場、米国・日本に次ぐ世界3位に―中国紙

Record China    2011年11月24日(木) 16時30分

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22日、中国が米国と日本に次ぐ世界3位の宅配市場になっていることが分かった。写真は上海の大手宅配業者の営業所。

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2011年11月22日、中国国家郵政局の馬軍勝(マー・ジュンション)局長は北京で開催された中国宅配業フォーラムで、中国が現在すでに米国と日本に次ぐ世界第3位の宅配市場になっていることを明らかにした。23日付で京華時報が伝えた。

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業務規模は年平均27.23%増という高い伸びを見せ、業務総規模は5年間で2.5倍となり、1日平均の取扱高は300万件から1300万件に増えた。馬局長は、中国の宅配業はネットショッピングの急成長とともに拡大しており、今後さらなる成長が期待できるとし、2015年には市場規模がさらに2倍以上となり、年間の経営規模は1430億元(約1兆7160億円)、取扱高は61億件に達するとの見込みを明かした。現在、営業許可を受けた宅配業者は6800社を超え、海外からも大手業者が中国市場に参入している。

貨物の遅延や紛失、誤配といったトラブルについては、国と地方の関係部門が配送車両の通行や用地収用、融資、技術面の改善などを重点的な問題として扱い、国家郵政局は利用者の満足度と配達期日の順守、クレーム率の3点を評価の基準とし、賠償問題も含めサービスの改善を進めていくとしている。(翻訳・編集/岡田)

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