航空便欠航の成田空港で中国人が国歌歌い抗議、大使館「民族間対立につながり不適切」―中国紙

Record China    2018年1月28日(日) 13時0分

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成田空港で航空便の欠航によって生じたトラブルで中国人の男が警察に逮捕されたことを受け、現場にいた中国人の一部が中国国歌を歌い抗議した。これに対し、中国大使館は「民族間対立を招くことにつながり不適切だ」との認識を示したという。資料写真。

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2018年1月27日、中国紙・環球時報によると、成田空港で航空便の欠航によって生じたトラブルで中国人の男が警察に逮捕されたことを受け、現場にいた中国人の一部が中国国歌を歌い抗議した。これに対し、中国大使館は「民族間対立を招くことにつながり不適切だ」との認識を示したという。

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記事によると、24日夜、成田空港発上海浦東行きのジェットスター航空35便が到着地の悪天候で欠航となった。中国大使館によると、乗客180人のうち、自ら空港を離れた日本人客5人を除く中国人客175人が搭乗エリアにとどまっていた。だがエリアが規定により午後11時に閉鎖されるという中国語の説明がないまま航空会社から退去を求められ、航空会社によるその後の手配が得られなかった。

こうした中、中国人客の1人が航空会社職員ともみ合いになり、成田空港の警察官がこの乗客を連行すると、現場にいた他の中国人客らが中国国歌を歌い抗議したという。

国歌を歌い抗議するという行動について、中国大使館の職員は、環球時報の取材に応じ、「こうした方式で問題を解決しようとするのは明らかに不適切だ。民族感情の対立を招くことにつながり、矛盾を激化しかねない」との認識を示したという。(翻訳・編集/柳川)

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