米大統領選、民主・共和党が中国を名指しで非難―米紙

Record China    2011年11月27日(日) 5時45分

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21日、米紙は来秋の米大統領選で「中国が民主党、共和党の共通の敵になっている」と指摘した。写真は江蘇省南通市の工場で製造される輸出用のクリスマスグッズ。

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2011年11月24日、中国・新華網によると、米ニューヨーク・タイムズ紙は同21日、「共和党候補者とオバマ大統領の共通点」と題する記事を掲載し、2012年の米大統領選で「中国が民主党、共和党の共通の敵になっている」と指摘した。以下はその概要。

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オバマ米大統領はこのほど終えたアジア歴訪を通じ、米国が中国への圧力を日増しに強めていることを示した。一方、共和党有力候補のロムニー前マサチューセッツ州知事は「中国が米国の雇用機会を奪った」と主張。「中国は米国の技術を盗み、米国のコンピューターに侵入し、人民元の貨幣価値を操作している」と強く非難している。

米国経済が低迷する中、中国ははからずしも民主党、共和党の共通の敵になったようだ。2008年選挙では中国問題に触れることを避けたオバマ大統領も、今回は支持者の圧力により、対中強硬論に言及せざるを得ない状況だ。

しかし、誰がホワイトハウスの主になろうと、米国の強迫的な物言いは米中関係を損ねる可能性がある。かつてクリントン元大統領は選挙期間中に中国を攻撃したが、結果的に北京の機嫌をひどく損ねた。その後、米中関係回復に手間取ることになったのだ。(翻訳・編集/AA)

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