英国に学んでも民主主義を学ばない中国人=留学生サークル、選挙拒否で問題に―中国メディア

Record China    2011年11月29日(火) 9時58分

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27日、新華報業網は、英ケンブリッジ大学の中国人留学生サークル・中国学者学生聯宜会が、大学当局から登記抹消という異例の処分を受けたことを報じた。写真はケンブリッジ大学。

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2011年11月27日、新華報業網は、英ケンブリッジ大学の中国人留学生サークル・中国学者学生聯宜会が、大学当局から登記抹消という異例の処分を受けたことを報じた。

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発端は常非凡(チャン・フェイファン)主席の一通のメールだった。「運営委員会が認めたので、選挙を行わずに私が聯宜会主席に留任します」という告知だ。聯宜会の規約では主席は選挙で選ぶことが決まっている。常主席のご無体な決定に怒った反対派は選挙実施を求めて抗議し、一時は主席派、反主席派と2つの聯宜会公式サイトが存在する事態にいたった。

常主席は反対派の猛抗議にも知らんぷり。そのため反対派が大学当局の介入を求める事態へと発展した。学生自治を旨としているケンブリッジ大学が学生サークルの「内乱」に介入するのはきわめて異例だという。結果、聯宜会規約にのっとって選挙するよう常主席に勧告したが、これも無視。結局、聯宜会はケンブリッジ大学から登記抹消という処分を受けてしまった。

この事態に常主席もついに折れ、12月に主席選挙が実施されることとなった。いまだに「騒いでいるのはごく少数だけ」と強気な態度を見せている常主席だが、「でも騒いでいる人と選挙でどう戦えばいいのか、まだ準備はできていません」と不安も吐露している。(翻訳・編集/KT)

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