2011年11月26日、貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州恵水県で違法炭鉱の入り口を爆破して塞いだところ、中で違法採掘をしていた親子2人が死亡するという事故が起きた。29日付で貴州都市報が伝えた。

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亡くなった張来友（ジャン・ライヨウ）さん（52）と息子の正橋（ジョンチャオ）さん（25）は地元の村民。爆破の後、中からうめき声が聞こえたため慌てて捜索したところ、入り口から2〜3メートルのところに倒れているのが発見された。張さんはすでに虫の息。正橋さんはうめき声をあげていたが、2時間後に救急車が到着した時にはすでに亡くなっていた。

張さん親子は普段から現場で違法採掘を繰り返していたようだ。2人の死を受け、地元の党委書記と村長が責任をとる形で免職となった。遺族や村民たちは村に損害賠償を要求しているという。（翻訳・編集/NN）