注射器の使い回しが原因か?C型肝炎100人以上が陽性反応―安徽省亳州市

Record China    2011年12月1日(木) 10時11分

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29日、新華ネットの報道によると、中国安徽省亳州市でC型肝炎の集団感染が報告された。

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2011年11月29日、新華ネットの報道によると、中国安徽省亳州市渦陽県でC型肝炎の集団感染が報告された。

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これらの患者はいずれも河南省永城市馬橋村の診療所で静脈注射を受けていたことから、同市衛生局は直ちに馬橋村へ赴き調査を開始した。地元住民6000人あまりを検査した結果、28日までに104人の陽性反応と、6人のC型肝炎感染者が確認された。

安徽省衛生庁でも28日、同省亳州市渦陽県丹城村で同様の検査を実施。簡易検査で陽性とされた56人のうち、さらなるスクリーニング検査で、13人がC型肝炎ウイルスの陽性と確認されている。

渦陽県衛生局によると今月17日、県内の丹城村で4件のC型肝炎感染例が報告されたため、同県の疾病予防管理部門は専門家を組織し、調査に向かわせた。同村の患者は感染前に輸血、献血、手術などは行っておらず、発病2カ月以内にC型肝炎の患者との接触もなく、家族内に感染者および感染の疑いがある者もいなかったという。しかし、近隣の馬橋村にある診療所で静脈注射を受けていた共通点が認められた。

村人によると、同診療所の医師は注射器を使いまわしたという。渦陽県衛生局は同医師のずさんな衛生管理により感染が引き起こされたと判断、河南省永城市衛生局へ報告した。同衛生局は、感染と注射器の使いまわしの因果関係と共に、感染の原因を調査している。(翻訳・編集/内山)

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