Record China 2011年12月1日(木) 12時2分
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29日、中国に長年住んでいるという日本人女性が「中国人はせっかくバラエティに富んだ料理をつくるのに、食事の仕方はあまり重んじない」とする文章を中国誌に寄稿した。資料写真。
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2011年11月29日、中国誌・瞭望東方周刊によれば、中国に長年住んでいるという日本人女性が「中国人はせっかくバラエティに富んだ料理をつくるのに、食事の仕方はあまり重んじない」とする文章を寄稿した。
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筆者は、真夏のシシカバブとビールの組み合わせや冬に食べる羊のしゃぶしゃぶ、各地方の腸詰め、シャオピン(焼餅=小麦粉でつくる中華風おやき)、手打ち麺などを例に挙げ、どれも安価でしかも大変美味しいと高く評価。しかし、食事をとる環境にはさほど重視せず、日常の食事の社会的な地位も低いと指摘。
日本では食事をとる時間を重んじており、食事をとる過程を楽しむだけでなく、家族や友人と時間を共有する場でもあるため、食事は「いただきます」で始まり、「ごちそうさまでした」で終わるが、中国では食事を楽しむ雰囲気があまりなく、胃袋を満たすことを最大の目的としており、せっかくの美味しい食事に対しアンバランスに見えるとしている。
さらに、そうした習慣は学校でも同様で、給食の時間が最大の楽しみとされている日本の学校と比べ、筆者の子供が通う中国の小学校での昼食は何とも味気ない。私語は禁じられており、同級生の背中を見ながら各自の机で1人黙々と食べるのだという。
これに対し、記事を読んだ中国人からは「なぜ同じようにしなければならないのか」、「それぞれ異なった文化があるはずだ」、「孔子も“食らうに語らず、寝ぬるに言わず”と言っている」と批判的なコメントが寄せられている。(翻訳・編集/岡田)
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