還暦を過ぎ大ブレイク、史上最高ヒット「海角七号」の“国宝俳優”急逝―台湾

Record China    2011年12月1日(木) 10時54分

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28日、台湾映画史上最高のヒット作「海角七号/君想う、国境の南」で大ブレイクした俳優・林宗仁が、心筋梗塞のため64歳の若さで他界した。

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2011年11月28日、台湾映画史上最高のヒット作「海角七号/君想う、国境の南」で大ブレイクした俳優・林宗仁(リン・ゾンレン)が、心筋梗塞のため64歳の若さで他界した。Yes娯楽網が伝えた。

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林宗仁は伝統音楽芸能「北管」の第一人者で、月琴の演奏家としても知られる。08年、台湾映画史上最高のヒットを飛ばした「海角七号/君想う、国境の南」では、齢80歳の郵便配達員「茂伯(茂おじさん)」を演じ、還暦を過ぎてからいきなりの大ブレイク。ジョークで口走った言葉「僕は国宝」も流行語になり、可愛いおじさんキャラで愛されただけに、急逝のニュースが一般市民に大きな衝撃を与えている。

林宗仁の弟によると、28日午後、自宅で倒れているところを家族が発見し、救急車で病院に搬送されたが、その直後に死亡が確認された。死因は急性心筋梗塞で、家族によると最近は仕事が忙しく、疲労が溜まっていた様子だったという。

遺体が安置された自宅には29日、「海角七号」のウェイ・ダーション(魏徳聖)監督、ヒロインを演じた日本人女優の田中千絵が駆けつけた。ショックを隠しきれないウェイ監督は、「メディアや一般の人は、茂伯の家族に迷惑をかけないでほしい」と、彼の自宅にファンが押し寄せないよう呼び掛けていた。(翻訳・編集/Mathilda

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