Record China 2018年2月1日(木) 18時20分
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1日、海外の空港で中国人旅行者による「愛国」騒ぎが立て続けに起きる中、参考消息はこれに対応した中国大使館が「理性」という言葉を繰り返し使って旅行者に注意を呼び掛けたことを伝えた。資料写真。
2018年2月1日、海外の空港で中国人旅行者による「愛国」騒ぎが立て続けに起きる中、参考消息はこれに対応した中国大使館が「理性」という言葉を繰り返し使って旅行者に注意を呼び掛けたことを伝えた。
先月24日夜、成田空港では上海行きの格安航空機が目的地の天候不良で欠航する事態となり、航空会社の対応に不満を爆発させた中国人客が国歌を合唱、スタッフを暴行した疑いで中国人1人が逮捕されるトラブルが起きた。さらに、同29日には大雪のためイラン・テヘランの空港に足止めされた中国人客らが中国大使館のサポートに感動して「中国!中国!」の大コール。成田の騒動では中国の外交関係者や大手メディアなどから批判的な声が寄せられ、テヘランの件に関しても当初は「航空会社に出発を迫る抗議なのでは」との指摘が出ていた。また、感動したとは言え、中国人客が海外の空港で「中国」と叫ぶことに眉をひそめたネットユーザーも大勢いたもようだ。
このほか、スリランカでも27日未明、天候の問題でフライトに8時間の遅れが生じ、乗り継ぎに影響の出た中国人客に現地の中国大使館が対応。記事は日本、イラン、スリランカの中国大使館が相次ぎで旅行者に対する注意喚起のメッセージを発したことを伝えるとともに、「その中で『理性』という言葉の使用頻度がとりわけ高かった」と指摘している。(翻訳・編集/野谷)
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