シンガポールに押し寄せる中国人移民=過去20年弱で60万人が移住―中国メディア

Record China    2011年12月3日(土) 15時0分

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11月29日、上海市で第2回中国僑務フォーラムが開催された。華僑華人の専門家として知られるアモイ大学南洋研究院の庄国土院長は、過去20年弱の間に60万人もの中国人がシンガポールに移民したことを明かした。写真はシンガポール。

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2011年11月29日、上海市で第2回中国僑務フォーラムが開催された。華僑華人の専門家として知られるアモイ大学南洋研究院の庄国土(ジュアン・グオトゥー)院長は、過去20年弱の間に60万人もの中国人がシンガポールに移民したことを明かした。中国新聞網が伝えた。

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この統計は庄院長率いる研究チームの謝美華(シエ・メイホア)氏の研究によって算出されたもの。中国人のシンガポールへの移民は過去20年弱にわたり加速しており、累計で50〜60万人に達している。シンガポール人口の10〜12%に相当する。

シンガポール政府も出生率の低さを補い、民族間の人口比是正及びハイテク新産業育成を目的として、ハイレベル人材の移民受け入れを国策として推進している。華人移民はその中心的存在で、中国本土だけではなく、マレーシア華人も多く移民しているという。

2007年、シンガポール政府は国家成長未来図を発表。2030年の人口として650万人を予定していることを明かした。この目標を実現するためにはさらに多くの移民を誘致する必要がある。華人系の人口比を75%にするとの目標から考えると、2030年までに華人の移民は120万人に達する見通しだ。(翻訳・編集/KT)

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