部下の論文不正で辞任も視野に入れた山中教授に「どうして外国ではすぐに引責辞任になるのに、中国では…」―中国ネット

Record China    2018年2月4日(日) 18時10分

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2日、中国版ツイッター・微博に、京都大iPS細胞研究所に所属する山水康平助教の論文で不正が明らかになった問題で、山中伸弥所長が謝罪したことについての投稿があった。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2018年2月2日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、京都大iPS細胞研究所に所属する山水康平助教の論文で捏造(ねつぞう)や改ざんが明らかになった問題で、山中伸弥所長が謝罪したことについての投稿があった。

京都大は、この論文の中で、グラフ12個のうち11個に捏造や改ざん不正行為があったと発表した。京都大iPS細胞研究所は、ノーベル賞学者の山中伸弥教授が所長を務めており、この研究に山中教授自身は加わっていないものの、「このような論文不正を防ぐことができず、所長として非常に強く後悔、反省をしております」と述べ、自身の進退にも言及した。

これに対し、中国のネットユーザーから「山中教授は、家の中にいて天井から鍋が落ちてきた感じだな」と、とんだ災難だとのコメントが寄せられ、多くのユーザーの支持を得ていた。

また、「中国ではこんなの問題にならないけど」「中国国内でも捏造は覚悟のいることになってほしい」「どうして外国ではすぐに引責辞任になるのに、中国でははやらないのだろう?」などの意見も多かった。それだけ中国では不正行為が多いということだろう。

ほかには「日本の学術界の環境の劣悪さを反省すべきだと思う。明らかになったら大変な結果になると分かっているのに捏造するのだから、正常ではない圧力があるということだ」と、問題点を指摘するユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)

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