Record China 2018年2月5日(月) 8時50分
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3日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、中国の海洋進出の高まりを受け「米国の海上覇権が脅かされているが、オーストラリアは反応が鈍い」とする記事を掲載した。参写真はシドニー。
2018年2月3日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、中国の海洋進出の高まりを受け「米国の海上覇権が脅かされているが、オーストラリアは反応が鈍い」とする記事を掲載した。参考消息網が伝えた。
記事は「オーストラリアの海、空、ネット空間などでの自由な移動にとって、米国の戦略の変化は重要なものだった。しかし、その安全を保障してくれていた米国は今、オーストラリアの安保政策から手を引こうとしている。残念ながら事実だろう。米国安全保障当局は最新の声明で、中国やロシアなどのライバルに打ち勝つことを高らかにうたい上げている」と指摘。
さらに、「米政府はテロとの戦いからライバルとみなす国家との戦いに照準を変え始めた。世界一の軍事大国も、中東などでの長引く戦争で体力を消耗している。弾道ミサイルは老朽化し、軍事設備の水準もかつてなく低下した」とした。
また、「中国は長大な海岸線、港湾を持ち、ミャンマーやパキスタンなどの国境地域から敵に攻め込まれる懸念は小さい。南シナ海での米軍事演習も空洞化している。西沙諸島をめぐる中国と台湾の対立にも、口を挟む余裕はないだろう。西側諸国が海上覇権を独占した時代は終わった。オーストラリアは来るべき新時代への意識は低いままだ」と指摘している。(編集・翻訳/大宮)
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