2018年2月2日、仏RFI中国語版サイトは記事「大転換！中国政府がカジノ開設を容認へ」を掲載した。

中国共産党は一貫してカジノ、ギャンブルを厳しく取り締まる姿勢を貫いてきた。この政策が変更される可能性が高いという。ブルームバーグによると、習近平（シー・ジンピン）総書記をトップとする中国共産党中央全面深化改革領導グループは、中国南部の海南省でカジノ、ネットカジノ、宝くじ、スポーツくじを解禁することを検討しているとのこと。ただし、解禁は海南省だけに限定され、他の地域では従来通り禁止されたままだという。

国際的観光地を目指す海南省にとってカジノ解禁は悲願だが、問題はマカオとの競合だと記事は指摘。海南省とマカオは距離的にも近いだけに、解禁されれば世界一のカジノの都マカオにとって大きな打撃となりそうだ。（翻訳・編集/増田聡太郎）