2018年2月3日、米華字メディアの多維新聞は、「フィリピンが日本の軍事援助を受けすかさず中国を挑発した」と伝えている。

記事がフィリピン紙マニラ・タイムズの報道を引用して伝えたところによると、海上自衛隊の護衛艦「あまぎり」が2日、フィリピンの首都マニラに入港した。2日間の親善訪問を開始し、フィリピンへの軍事援助を遂行する。

フィリピン海軍の報道官は「あまぎりがフィリピンを訪れるのは初めてだ」と語った。海自第2護衛隊の齊藤浩司司令は「あまぎりのフィリピン訪問により、日本とフィリピンの関係、特に両国の海軍間の連携がより強化される」とした。

日本からフィリピンに移転された海自の練習機TC90が先日、初のパトロール飛行任務を遂行したことについて、齊藤司令は「両国の緊密な関係を示す証拠だ」と述べたという。

記事は「TC90は先月31日、初のパトロール任務を遂行した」とし、「その目的地は（中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海の）黄岩島（スカボロー礁）だ」と伝えている。（翻訳・編集/柳川）