パンダブームに沸くスコットランド、欧州各紙が報じる―中国メディア

Record China    2011年12月6日(火) 13時7分

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4日、ジャイアントパンダ2頭がチャーター便でスコットランドに到着した。17年ぶりにやってきたパンダはバグパイプの音色に迎えられ、各メディアが大々的に報道した。写真は出発時の様子。

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2011年12月5日、欧州各紙が2頭のパンダ、陽光(ヤングァン)、甜甜(ティエンティエン)のスコットランド到着を報道した。環球時報(電子版)が伝えた。

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AFP通信は4日、記事「ふわふわのパンダが英国でブームを巻き起こす」を掲載した。陽光と甜甜を乗せたチャーター便が4日、バグパイプの音色に迎えられてエディンバラに到着、パンダの「渡英」は実に17年ぶりだ。5年にわたる交渉が結実し、パンダは10年契約でレンタルされる。英中関係の強化が強調される一方、オフシーズンの観光客増加にも期待が寄せられる。

英プレスアソシエーションは5日、「パンダが中国との絆を深める」と伝えた。エディンバラ動物園では数百人がパンダを出迎え、8歳になる2頭には赤ちゃんの誕生も期待されている。同園のロバーツ氏は「ずっとこの時を心待ちにしていました」と語った。空港で出迎えたスコットランドのムーア大臣は、「甜甜と陽光の到着は英中関係の重要な一章になる」とコメントを寄せた。

英デイリー・テレグラフ紙は4日、記事「甜甜と陽光、喜びと涙のエディンバラ到着」を掲載した。現地がパンダの到着に沸くなか、中国の飼育員は別れの涙を流した。甜甜と陽光を育てた謝●(シエ・ハオ=●は赤におおざと)飼育員にとって、2頭は我が子同然の存在、謝氏は「とても悲しい瞬間。甜甜と陽光あっての私だった。10年後、2頭が帰ってくる頃には色々なことが変わっているでしょう」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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