Record China 2011年12月7日(水) 7時49分
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5日、来年1月に行われる台湾総統選に中国本土のネットユーザーが「これこそが真の民主」と拍手喝采を送っている。写真は総統選の3候補。
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2011年12月5日、来年1月に行われる台湾総統選に中国本土のネットユーザーが「これこそが真の民主」と拍手喝采を送っている。米華字サイト・多維新聞が伝えた。
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台湾総統選に関する報道は、4年前の前回は中国当局が完全に遮断したため、本土ネットユーザーはこっそりとグレートファイヤウォール(インターネット検閲システム)をかいくぐり、海外のサイトで見るしかなかった。だが、今回は遮断されなかったばかりか、中国中央テレビ(CCTV)や国営新華社通信といった官制メディアでもわずかながら報じられた。
3日、総統選の3候補によるテレビ討論会が行われ、台湾では視聴率が50%を超えた。これを本土ユーザーも台湾公共テレビや香港フェニックステレビなどのサイトで視聴、リアルタイムで中国版ツイッター「微博」を通じて実況中継した。これを見た大勢の本土ユーザーはその公平性に拍手喝采。それと同時に中台の大きな差を実感したようだ。
5日付台湾メディアによると、中国の著名な経済学者、韓志国(ハン・ジーグオ)氏は「微博」でテレビ討論会の感想をこう述べた。「台湾の民主は着実に進歩を続けている。候補者はみな庶民の実情や気持ち、希望などを良く理解している」。400万ものフォロワーを持つ韓氏のこのつぶやきに多くのユーザーが反応。「お向かいから良いにおいが漂ってきている」と衝撃と羨望をあらわにするユーザーもいた。
本土ユーザーのハンドルネーム「鬼谷木空」もかなり触発された様子で「全国民に見てほしい。これが『民権』だ。選挙でどのように国のリーダーを決めるのか知っておこう。リーダーを選挙で決めることこそが真の民主だ。それ以外は民主の皮をかぶった独裁政治でしかない」と呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)
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