広がる都市と農村の格差=ジニ係数は警戒ラインを突破―中国

Record China    2011年12月7日(水) 10時3分

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5日、中国経済網は、記事「都市住民と農民の収入格差は8.9倍に拡大=貧富の差は警戒レッドラインを突破」を掲載した。写真は11月、山東省。売れ残った白菜と農民。

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2011年12月5日、中国経済網は、記事「都市住民と農民の収入格差は8.9倍に拡大=貧富の差は警戒レッドラインを突破」を掲載した。

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先日、科学出版社が出版した『中国住民消費需給の変遷と要素影響の研究』によると、1978年から2010年の約30年間で、中国都市住民の一人当たり可処分所得は55倍に増加。一方、農民は43倍にとどまった。都市と農村の格差は広がりつつあり、1985年の2.9倍から2009年の8.9倍へと拡大している。

所得分配の不平等性を示す指標とされているのがジニ係数だ。0.4が社会が容認できる限界値と言われているが、中国は1980年代中期の0.16から2010年に0.48にまで上昇。警戒線のはるか上に到達してしまった。(翻訳・編集/KT)

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