中国の湿地保護率が49.03%に―中国メディア

人民網日本語版    2018年2月8日(木) 5時0分

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中国の湿地保護率が49.03%に達していることが分かった。写真は三門峡黄河湿地に生息するハクチョウ。

22回目の「世界湿地の日」を迎えた2月2日、2018年世界湿地の日・中国メイン会場PRイベントが、広東省広州市の海珠国家湿地公園で開催された。同イベントで、国家林業局は河北省永年窪など84カ所の国家湿地公園に認定プレートを授与した。科技日報が伝えた。

湿地は通常、陸地と水域をつなぐ地帯を指す。中国は湿地資源が豊富で、都市部の湿地は洪水をコントロールするほか、水源供給や廃棄物処理、グリーンな空間、生計を立てる資源の一つといった各種機能を持ち、重要な自然・人文景観となっている。

国家林業局の李春良(リー・チュンリアン)副局長によると、中国にある世界の重要湿地は57カ所に達し、602カ所の湿地自然保護区、898カ所の国家湿地公園試験ポイントを建設している。5年間で1500件以上の湿地保護・修復プロジェクト、湿地補助プログラムを行っている。湿地保護率は5年間で5.52ポイント増加し、49.03%に達している。

ラムサール条約事務局長は中国政府の湿地保護の取り組みを十分に評価し、「私は中国、特に中国国家林業局が制定する『全国湿地保護第13次五カ年計画実施計画』を高く評価している。この中国のすべての湿地を保護するため尽力する計画は素晴らしく、中国政府の湿地保護に対する長期的な取り組みを反映している」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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