「連休は日本で雪見!」=中国の春節シーズン海外旅行、日本は相変わらず人気―中国メディア

BRIDGE    2018年2月7日(水) 21時0分

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中国国家旅遊局直属の研究機関、中国旅遊研究院とオンライン旅行大手のシートリップはこのほど、春節シーズンの海外旅行予測レポートを発表した。イメージ写真。

中国国家旅遊局直属の研究機関、中国旅遊研究院とオンライン旅行大手のシートリップはこのほど、春節(旧正月。今年は2月16日)シーズンの海外旅行予測レポートを発表した。海外旅行者の数は昨年の春節シーズンを35万人上回る過去最多の650万人に上るとみられている。中国経済網が2日付で伝えた。

記事によると、シートリップで旅を予約した人の旅行先は68カ国・地域にわたっており、旅のスタイルは団体旅行が52%、フリープランが48%。旅行者1人当たりの料金は平均9500元(約16万6000円)で、春節シーズンとしては過去最高になるかもしれないとの見方も出ている。最も値段が高いのは南極旅行だが、南極旅行の申込者は昨年の倍以上に増えたとのことだ。

海外旅行の主力となっているのは一家総出で海外に出掛ける1970年代、1980年代生まれの中間層だが、「帰省して親から結婚を催促されるのが嫌」という理由で旅行を選ぶ若者も多いという。

また、海外旅行への積極度を居住地別で見た場合、1-10位には上海、北京、広州成都深セン、南京、杭州ハルビン天津武漢がランクインした。1人当たりの支出では蘇州、銀川、北京、上海、宜昌、無錫、杭州、瀋陽鄭州、南京の順に多く、1位の蘇州では1人1万2000元(約21万円)を突破している。

人気の目的地(国・地域)はタイが1位、日本が2位となり、以下シンガポール、ベトナム、インドネシア、米国、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、カンボジアと続いた。日本では雪見を楽しむのがトレンドだという。さらに団体旅行、フリープラン別に人気の上位10都市を見た場合、団体旅行ではバンコク、プーケット、台北、シンガポール、香港、大阪、ボラカイ島、東京、シェムリアップ、ニャチャンの順となり、フリープランでは香港、プーケット、大阪、マカオ、東京、シンガポール、バンコク、チェンマイ、サバ、バリ島が1-10位を占めた。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)

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