中国第1号の容姿による差別事件、和解が成立―上海

Record China    2007年2月12日(月) 1時42分

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内定先との和解が成立し、喜ぶ秋子さん。

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レコードチャイナが先日報道した中国第1号の容姿による差別事件に、2007年2月9日、新しい動きがあった。この日、河南省出身の秋子(チウズー)さんと上海のある学校が所属する会社は和解の共同声明を発表した。秋子さんは今後この学校関連企業で福祉の仕事に就く。

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この事件は、2006年7月に河南省東部の短大を卒業する23歳の女子短大生・秋子(チウズー)さんが、自分の顔立ちが問題となって、就職ができなかったと訴えでたもの。

教師の資格を持っていた秋子さんは、上海のある学校で働くことが内定していた。しかし、その後いくら待っても正式契約がなされなかった。秋子さんは、学校の人事部がいつまでもぐずぐずして契約しないのは、自分の容姿に対する差別であるとして、上海の労働紛争の仲裁委員会に訴えを申請する構えを見せ、さらにコンサルティング会社を通し、労働契約に関する違約金と一連の損失費用などを支払うように求めていくとしていた。

仲裁機関がこの提訴を取り上げた場合、中国第1号の容姿による差別事件になるため、動向が注目されていた。

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