中国高速鉄道はなぜ揺れない?チーフエンジニアの説明にネットから反論続出

Record China    2018年2月9日(金) 7時50分

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8日、中国高速鉄道車両の女性チーフエンジニアがこのほど、中国のテレビ番組に出演し、中国の高速鉄道が揺れない理由について語った。写真は中国の高速鉄道。

2018年2月8日、中国高速鉄道車両の女性チーフエンジニア、梁建英(リアン・ジエンイン)氏がこのほど、中国中央テレビの番組に出演し、中国の高速鉄道が揺れない理由について語ったことが中国のネット上で話題となっている。

中国メディアの網易新聞によると、中国最大の鉄道車両メーカー、中国中車傘下の中車青島四方機車車両の副総経理で、昨年6月から北京−上海間で投入された高速鉄道の新車両「復興号」の研究製造にも携わった梁氏は、番組で、出張先のスイスで列車移動した際の体験談を語った。

梁氏は訪れた場所で必ず現地のレール交通を体験してみる習慣があるそうで、チューリヒからジュネーブまで列車で移動したが、車内がひどく揺れたため乗り物酔いしてしまったという。そこで自分が製造する車両は誰もが快適に乗れるものでなければならないと心に決めたという。

この記事には1万件を超えるコメントが寄せられているが、梁氏の発言について「もう少し控えめにした方がいい。外国から買ってきた技術じゃないか」「ホラ吹きにも程がある。本当のことはみんな知ってる」「中国の高速鉄道が快適だと思ったことはない。ベトナムの鉄道の方がマシだった」「(2011年に高速鉄道が衝突・脱線し多数の死傷者が出た)温州の車両は揺れたのか揺れなかったのか」など批判的な声がほとんどだった。(翻訳・編集/柳川)

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