米国は平昌五輪での接触排除せずも、北朝鮮は「会わない」―中国メディア

Record China    2018年2月9日(金) 12時10分

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8日、観察者網は、米国が平昌五輪において北朝鮮との接触の可能性を否定しなかったのに対し、北朝鮮側は可能性を否定したことを伝えた。資料写真。

2018年2月8日、観察者網によると、米国平昌五輪において北朝鮮との接触の可能性を否定しなかったのに対し、北朝鮮側は可能性を否定した。

ペンス米副大統領は5日、平昌五輪開催期間中に北朝鮮高官と会談を実施する可能性について「面談の要請はしていないが、何が起きるか、今後を見てみよう」と語った。また、ティラーソン国務長官も「ペンス副大統領の訪韓中に北朝鮮代表者と出会う機会があるか、静かに見守ろう」とコメントしている。

一方で北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は8日、北朝鮮外務省の趙英三(チョ・ヨンサム)局長が「米国はわざとらしく振る舞っている。わが国はこれまで一度も米国との対話を懇願したことはない。今後も同じだ。米国側と会談する意向はないということを明確に言っておく。代表団の訪韓は純粋に冬季五輪に参加し、その成功を祝うことだけが目的。わが国は冬季五輪のようなスポーツの祭典を政治の道具として用いるつもりはないし、その必要もないと考えている」と語ったことを報じた。

記事は「米朝双方の面会は実現しないようだが、両国の代表者はそれぞれ韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談する。ロイターによると、金与正(キム・ヨジョン)氏率いる北朝鮮代表団は9日に韓国入りし、10日に文大統領と昼食を共にするという。ペンス副大統領は8日に韓国入りし、同日に文大統領と一緒に夕食を取る。ホワイトハウスは、北朝鮮が平昌五輪で繰り広げる『魅力』の攻勢に反撃することが、ペンス副大統領訪韓のもう一つの目的だとしている」などと報じている。(翻訳・編集/川尻

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