静岡観光 1番人気「富士山登山」=中国人対象アンケート

Record China    2011年12月14日(水) 7時45分

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30日、新華ネットの報道によると、日本の象徴の一つとも言える富士山は、中国人観光客にとっても最もなじみのある観光地となってきた。

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2011年11月30日、新華ネットの報道によると、日本の象徴の一つとも言える富士山は、中国人観光客にとっても最もなじみのある観光地となってきた。富士山のある静岡県がこのほど中国人を対象に実施したアンケートでも、富士山が1位となり、改めて人気の高さが浮き彫りとなった。日本の華字紙・日本新華僑報(電子版)が報じた。

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静岡県が中国人向けに開設した中国語のホームページで9月16日〜10月14日の間、懸賞付きクイズを実施したところアクセスが急増、1カ月の実施期間中の閲覧回数は4万999回を記録。期間前の1カ月間の3392回から12倍に増えた。合わせて行われた、静岡県で「行ってみたい観光地は」や「何を体験したいか」を訪ねるアンケートでは、1位(1393人)が「富士山登山」だった。

同クイズでは富士山にちなんだ質問計6問を出題。同県の観光関連部門の関係者によると、クイズの中には県内の放射線量の数値を尋ね、回答で北京とほぼ同じ数値であることを伝えるなど、福島第一原発事故による風評の払拭を狙った出題もあった。

同県の担当者は、日本に関心の高い中国人が閲覧するサイトにリンクを設けたり、検索サイトでの広告表示回数を増やしたりしたことが奏功したと分析している。

クイズと合わせて実施されたアンケートで、回答した中国人が行ってみたいとした静岡県内の観光スポットは、「富士登山」に続く2位が熱海市の熱海温泉、3位は中国でも人気のアニメ「ちびまる子ちゃん」の舞台となっている静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ、4位は御殿場市の御殿場プレミアムアウトレット、5位は徳川家康が江戸幕府を創設する前の17年間本拠地としていた浜松市中区の浜松城、6位は日本最高級の日本茶の生産地藤枝市の玉露の里だった。

同担当者は「富士山や温泉、買い物だけでなく、城やお茶など日本文化への関心が高いことも分かった。中国語サイトを制作する上で参考にしたい」と話した。

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