Record China 2011年12月14日(水) 6時2分
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12日、香港メディアは「2012年は中国経済にとって困難な年になるだろうが、かつて米作家が予告したように“崩壊”することはない」と指摘した。写真は北京。
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2011年12月12日、香港の中国評論新聞はこのほど「米ゴールドマン・サックスはなぜ中国経済が軟着陸すると予想したのか」と題する記事を掲載し、「2012年は中国経済にとって困難な年になるだろうが、かつて米作家が予告したように“崩壊”することはない」と指摘した。以下はその概要。
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米作家ゴードン・チャン氏は、2001年に発表した著書「やがて中国の崩壊がはじまる」で、「中国経済は10年以内に崩壊する」と予言した。当時中国は世界貿易機関(WTO)に加盟したばかり。あれから10年たったが、どうやら予言ははずれたようだ。
中国の国内総生産(GDP)は昨年世界2位に浮上した。09年から2年間、世界成長の半分以上を中国がけん引したとみられている。これを受け、ゴールドマン・サックスは「2012年の中国経済はかつてほどの勢いは失うものの、成長を維持し軟着陸に成功する」と予測した。
最近中東で起きた「アラブの春」は、中国国民の思考にも影響を与えたが、政治改革が経済・民生問題を解決できるわけではない。政治改革の後の激動は、中国の民衆には受け入れがたいだろう。内政問題は経済成長の妨げになるとはいえない。総合的にみて、2012年は中国経済にとって困難な年になるかもしれないが、ゴールドマン・サックスが予測したように軟着陸する可能性が大きいといえる。(翻訳・編集/AA)
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