Record China 2007年2月12日(月) 12時25分
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初めての「列に並ぶ日」を迎えた北京市。あるスーパーマーケットの動く歩道を撮影したが、整列を意識している人は一人もいないようだった。
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2007年2月11日、北京市は初めての「列に並ぶ日」を迎えた。
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「列に並ぶ日」とは、1月18日に首都精神文明建設委員会が発表したもので、マナーの自覚を市民に持たせる目的で、毎月11日の実施が決まっている。
バスや地下鉄に乗る時の割り込み行為が問題化している中国国民のマナーの悪さを、2008年開催の北京オリンピックに向けて一掃する狙いで作られた方針だ。
「11」という数字が順番よく並ぶ形に見えることから、「毎月11日」を選んだという。
この日北京市内の公共施設ではたくさんのボランティアスタッフが、「列に並ぶ日」のPR活動を行っていた。
だがレコードチャイナのカメラマンが、あるスーパーマーケットの動く歩道で見た光景は、整列する意識が全く無い客たちの姿だった。みなばらばらに立ち、後ろの人は通ることさえできない。
中国国民がきちんと列に並ぶ日がやって来るまでには、まだまだ時間かかりそうだ。
また、日本でもマナーに問題のある人の多い地域があるほか、航空機の中で盗撮する人が増えており、おとなり中国のことを笑っていられない状況だ。
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