2011年12月16日、鳳凰網によると、中国人漁船船長による海上警察官刺殺事件を受け、韓国の反中感情は高まりを見せている。中国人留学生の中には身の危険を感じる者もいるという。

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韓国SBSテレビはソウルに留学中の中国人留学生リンダさんのインタビューを放送した。海上警察官刺殺事件後、周りの中国人留学生たちはみな身の安全を不安に感じているという。リンダさんは「刺殺事件は個人的かつ偶発的な事件だと思う。多くの韓国人が中国人全体、中国製品全体に怒りをぶつけているのは少し理解できない。韓国の反中感情の高まりには不安を感じている」とコメントした。

中国では、韓国メディアが事件を課題に報道し客観性を失っているとの批判もある。あるSBSテレビ・デスクは、今回の惨事にいたるまで多くの導火線があったと指摘するとともに、「韓国の報道は客観的で、真実を伝えていると思っている」と発言した。（翻訳・編集/KT）