Record China 2018年2月15日(木) 21時40分
拡大
14日、今月6日深夜に台湾東部を襲った大地震に関連し、「日本の救助隊は危ないとの理由で倒壊ビルに入ることを拒否した」とする情報を配信した中国のテレビ局の記者が、台湾の行政院大陸委員会の関係者から電話で情報を削除するよう要請があったことを明らかにした。
2018年2月14日、米華字メディアの多維新聞によると、今月6日深夜に台湾東部の花蓮県などを襲った大地震に関連し、「日本の救助隊は危ないとの理由で倒壊ビルに入ることを拒否した」などとフェイスブックに投稿した中国福建省の東南衛星テレビの葉林青(イエ・リンチン)記者が、台湾で対中国政策を担う行政院大陸委員会(陸委会)の関係者から電話で、フェイスブックから投稿を削除するよう要請があったことを明らかにした。
台湾地震を取材していた葉記者は12日、フェイスブックに日本の救助隊と台湾側との会話が収められた映像を投稿し、日本の救助隊は危ないとの理由で倒壊した複合ビル「雲門翠堤大楼」に入ることを拒否した、などと伝えていた。
葉記者は14日のフェイスブックへの投稿で、陸委会の関係者から電話で問題の投稿を削除するよう要請があったことを明かした。葉記者は、「事実は曲げられない」などとして要請に応じなかったという。
今回の地震で台湾当局は、中国からの救助隊の派遣の申し出を謝絶した一方で、日本に対しては「地震災害において高い探査技術を持っている」として例外的に受け入れていた。(翻訳・編集/柳川)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/2/13
2018/2/9
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る