明朝高官の両親の合葬墓が発見される、墓誌が語る歴史―河南省洛陽市

Record China    2011年12月22日(木) 10時6分

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11月、中国・河南省洛陽市で、明朝の官房長官だった王邦瑞の両親の合葬墓が発見された。

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2011年11月、中国・河南省洛陽市で、明朝(1368〜1644年)の官房長官だった王邦瑞(ワン・バンルイ)の両親の合葬墓が発見された。チャイナフォトプレスが伝えた。

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王邦瑞の父・王謨と母・屈氏の合葬墓は盗掘により出土品が少なかったが、保存状態が良好な墓誌と墓碑が見つかった。墓誌は正方形で、墓の主についての説明が31文字刻まれていた。墓碑には2000文字余りが刻まれ、王氏一族の歴史が詳細に記載されていた。墓誌の記載内容は、1989年に発見された王邦瑞の墓のものと一致した。

今回の合葬墓の発見は、王邦瑞という歴史上の人物の研究だけでなく、明朝時代の墓の形状や構造、葬儀の制度、官僚制度及び政治・経済・文化の研究において、新たな参考資料となる。出土品はすでに、関連部門へ引き渡された。(翻訳・編集/内山)

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