長崎海保が中国漁船の船長を逮捕、中国総領事館は「詳細は調査中」―中国メディア

Record China    2011年12月20日(火) 20時23分

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20日、長崎海上保安部は、同県五島列島沖の日本領海内で「外国人漁業規制法」違反の疑いで中国漁船「浙象漁16」の船長、鐘進音容疑者を現行犯逮捕した。写真は浙江省台州市の中国漁船。

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2011年12月20日、長崎海上保安部は、同県五島列島沖の日本領海内で「外国人漁業規制法」違反の疑いで中国漁船「浙象漁16」の船長、鐘進音(ジョン・ジンイン)容疑者を現行犯逮捕した。中国新聞社が伝えた。

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記事は日本側の情報として、19日午後10時半ごろ、五島市鳥島の北東約4キロの日本領海内で許可を得ずに操業していたことが逮捕の原因だと伝えた。長崎海保の巡視船が中国漁船に停船を命じたが、逃走。20日午前5時半ごろ、鳥島の南西約87キロの海上で逮捕された。その際、船長らは抵抗しなかったという。

「浙象漁16」の船長を含めた乗組員は11人。中国新聞社が長崎海保に電話取材をしたところ、拿捕された中国漁船は日本の巡視船に付いて長崎方面に向かっており、20日午後3時ごろ、長崎に到着し、その後、長崎海保で鐘船長に対する取り調べが行われる予定。その間、船員10人は長崎港にとどまる。

また、中国新聞社が中国駐長崎総領事館に電話で確認したところ、「日本側から連絡はあった」としながらも、「具体的な状況については調査中」との答えだった。(翻訳・編集/NN)

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