Record China 2018年2月20日(火) 8時50分
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19日、韓国メディアはこのほど、外国人に驚かれるという韓国のある「定番ギフト」について報じた。資料写真。
2018年2月19日、韓国・SBSはこのほど、外国人に驚かれるという韓国のある「定番ギフト」について報じた。
贈り物の季節でもある韓国の旧正月(今年は2月16日)。記事によると、毎年この時期になると外せないのが「スパムセット」。特有の塩気と香りで老若男女から愛されており、なんと14年連続でギフトランキング1位を獲得するほどという。世界的に見ても本場米国に次いで販売量が多いそうだ。
スパム流通のきっかけは米軍部隊だった。「米軍部隊が持ってきた補給品=高級品」という認識があり、当時肉をあまり摂取できなかった庶民に喜ばれたとされる。つまり、貧しい時代に貴重な物を贈りたいという気持ちから「スパムのギフト文化」が発展したというのだ。
韓国でのスパム人気の様子は米国でも報じられているが、米国人からは「世界にスパムしかなければ食べる」「米国人は一般的に新鮮なステーキやハムを食べる。スパムはキャットフードみたい」などの声が上がり、なかなか理解を得難いようだ。米国では軍用食品としてあまりにも多く供給されたため「スパム=ジャンクフード」という否定的な認識が生まれ、価格も韓国に比べてかなり安いという。「不要なメール」を意味する「スパムメール」の語源もここにある。
これを受け、韓国のネット上では「最近じゃあまり食べない」「家の食料が尽きたら食べるけど、体に良いと思って食べる物じゃない」「普通の肉より高いし」など意外にも反論の声が強い。
また、韓国での人気の理由についても「会社で一括購入して社員に配るから。友達や親戚には買わない」「おいしいからじゃなくて、白いご飯との相性がいいから」「本質が分かってない。キムチチゲやプデチゲなどの鍋料理に欠かせない材料だから」など記事とは異なる見解が寄せられた。
ただし、米国での不人気には納得いかないようで「ジャンクフードの代名詞であるハンバーガーはよく食べるのに、スパムは食べないって?理解できない」「ハンバーガーのパティがスパムよりマシなんてことある?(スパムの)食べ方を知らないだけでしょ」など厳しい声も上がっていた。(翻訳・編集/松村)
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