Record China 2018年3月7日(水) 20時10分
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7日、韓国メディアによると、平昌五輪のスピードスケート女子チームパシュート(団体追い抜き)の準々決勝で物議を醸した韓国チームの「仲間割れ問題」について、文化体育観光部が調査を開始する。写真は平昌五輪の公式マスコット。
2018年3月7日、韓国・ソウル新聞によると、平昌五輪のスピードスケート女子チームパシュート(団体追い抜き)の準々決勝で物議を醸した韓国チームの「仲間割れ問題」について、文化体育観光部が調査を開始する。
記事によると、同部は6日、「平昌五輪期間中に発生したことが国民の怒りを買った。大会が終了したので、(大韓氷上競技連盟の)代表選抜過程など全般的な調査を行う」と発表した。近日中に調査の対象範囲や方向性を決め、大韓体育会を通じて大韓氷上競技連盟の行政と制度・規定全般について調査を行うという。
大統領府もこのほど、スピードスケート女子チームパシュートのキム・ボルム選手とパク・ジウ選手の代表資格の剥奪と大韓氷上競技連盟の積弊清算を要求する国民請願について、政府レベルで調査を行うと明らかにしていた。
また、大韓氷上競技連盟は五輪後に行政監査に入った。女子チームパシュートの問題を中心に調べを進めているといい、関係者は「監督らとの面談を実施し、メディアで取り上げられたチームワーク問題の事実関係や、ノ・ソンヨン選手の代表チーム再合流後にどのようなサポートをしたかについて聞いた」と明らかにし、「同様の事態が再発しないよう徹底的に調査を行う」と述べたという。
これについて、韓国のネットユーザーからは「独自監査?」「容疑者自ら捜査をしているようなもの」「仲間に調査をさせても意味がない」「つまり証拠を隠滅するということ?」「騒動後に請願が集まってから約半月が過ぎた。始めるのが遅過ぎない?」など疑問を示す声が多く寄せられている。
また、「仲間割れ」問題については、「ノ選手の実力が足りなかっただけ。ノ選手が代表に選ばれた理由が気になる」「仲間外れにされたノ選手がうそをついているように感じる。他の2選手ではなく、ノ選手をしっかり調査してほしい」「ノ選手は『五輪後に会見を開く』と言ったがうそだった。加害者と言われている2人が実は被害者なのでは?」などと指摘する声も多く上がっており、さらに波紋が広がっているようだ。(翻訳・編集/堂本)
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