自動車汚染、都市大気環境が緊迫の問題―中国

Record China    2011年12月23日(金) 13時43分

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20日、2011年「中国自動車汚染予防年報」によると、中国は2年続けて世界自動車製造・販売の1位となっているが、自動車による汚染が日々深刻化している。

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2011年12月20日、2011年「中国自動車汚染予防年報」によると、中国は2年続けて世界自動車製造・販売の1位となっているが、自動車による汚染が日々深刻化している。新華ネットが伝えた。

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煤煙と自動車の排気ガスは中国都市部の大気汚染の主因だ。酸性雨や光化学スモッグなどによる大気汚染の発生も頻繁である。自動車による排気ガスも人々の健康に悪影響を及ぼしている。データによると、2010年の中国自動車排出の汚染物は5226.8万トンに達した。そのうち、窒素酸化物は599.4万トン、炭化水素は487.2万トン、一酸化炭素は4080.4万トン、粒子状物質(PM)は59.8万トン。

「中国自動車汚染予防年報」によると、中国自動車保有量は2006年の1.18億台から2010年の1.9億台に増加し、年間伸び率は10%に達した。そのうち乗用車保有量は3088万台から7721.7万台に増加、伸び率は150%上がった。2005〜2010年の自動車保有量は60.9%増加したが、排出した汚染物は6.4%のみの増加。そのうち乗用車保有量は150%上がり、排出した汚染物は7.4%増加した。

環境保護部の陶徳田広報官は「今後は自動車の排出する窒素酸化物量を抑え、自動車の製造・走行での監督と管理を強化する。自動車産業の発展計画、都市公共交通、省エネルギーなどでさまざまな措置を実施し、自動車、燃油と道路の質量を高め、自動車の排気ガスによる大気環境の悪影響を下げる」と語った。

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