2018年4月25日、新浪体育の微博アカウントは、フィギュアスケート男子シングルで五輪連覇を達成した羽生結弦の貴重な少年時代の映像を紹介した。

映像は、幼少期に初めて大きな大会で優勝した時の演技と表彰式の様子、小学校4年生で初めて出場した全日本ノービス（Bクラス）で優勝し、「天才少年」と称された時の演技を紹介している。また、小学校6年生の時に受けたインタビューも収録されており、羽生少年は「目標は五輪で優勝すること」と語っている。

幼いころから才能の片鱗（へんりん）をみせ、当時から抱いていた大きな目標を2度も実現した羽生。中国のネットユーザーは幼き日の羽生の姿に興奮したようで「こんなに努力していたのか！」「敬服する。みんなが成し得ないことをやっている」「小さいころから天賦の素質があったからこそ、五輪連覇を達成した」「小さいころにフラグを立て、すべて自らの努力で実現した。23歳にしてレジェンドだ。そして大事なのは、羽生が初心を忘れていないこと」「小さいころから夢に向かって努力してきたから、みんなにこれほど好かれているんだろうな」「漫画みたいな人生だな」といった感想を残した。

また、「ちっとも変わっていない」「小さいころから大きくなっても萌え萌えの羽生くん」「このときの羽生くん、かわいくて萌える」など、そのかわいらしさを評するユーザーも多かった。

一方で「日本人が五輪チャンピオンになって中国でこんなに騒がれるのが理解できない」というユーザーも。これに対しては「羽生は他人とは違う新たな境地を作り出した。実力だけでなく、人格や品性、精神的な境地…彼が日本国民に与えた希望や幸福感は、中国のアスリートが与えられないもの。国境など関係ないこともあるのだ」といった返信がついている。（翻訳・編集/川尻）