中印国境部はアジア第二のリスク地域=インドで高まる反中感情―米紙

Record China    2011年12月25日(日) 8時14分

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22日、米紙ロサンゼルス・タイムスは、中印関係の緊張が高まっていると報じた。中印両国で台頭しているナショナリズム、扇情的な論調が目立つインドメディアなどが不安要因となっている。写真は中国の戦闘機。

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2011年12月22日、参考消息(電子版)によると、米紙ロサンゼルス・タイムスは、中印関係の緊張が高まっていると報じた。

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中印関係は近年、比較的良好だったと言える。しかしその両国関係に不安要素が忍び寄っている。中印両国で台頭しているナショナリズム、扇情的な論調が目立つインドメディア、さらに中国各省庁が独自の判断で行動し協調性がないなどの問題があるという。

インドの対中感情は数年前までは良好だったが、近年急激に悪化している。著書に「Chinese Lessons」があるアナリストのジョン・ポムフレット氏は、中印国境部は朝鮮半島38度線に次ぐリスクの高い国境だと指摘。「インドは唯一、社会主義中国に勝利した国であり、今後その再演を狙うだろう。反中感情の高まりという誘惑にとらわれる可能性は高い」と分析した。(翻訳・編集/KT)

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